書籍

白山甚之助谷地区における地すべり対策 
―甚之助谷地すべりの温故知新―

講座名 白山甚之助谷地区における地すべり対策 ―甚之助谷地すべりの温故知新―
著者 岡嶋康子(国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所)
掲載号
  • その1-Vol.48,No.2(142号)2021年
  • その2-Vol.48,No.3(143号)2021年
概要 本講座では石川/岐阜県境の白山南麓に位置する甚之助谷地すべりについて、昭和初期に当時の内務省による直轄事業化の経緯、およびその後の地すべり対策工の経緯を紹介している。標高1400~2000mの高山地帯に分布する大規模地すべりに対する対策の困難さ、先人達の努力を垣間見ることができる。
キーワード 直轄地すべり事業 地すべり対策の経緯 対策工の効果
目次
  1. はじめに
  2. “甚之助谷”の名称の由来
  3. 甚之助谷地すべりの概要
  4. 甚之助谷第5号堰堤の滑動と本格調査の開始
  5. 地すべり対策事業の着手
  6. 昭和47年の概成と昭和56年の再開
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  7. 昭和から平成へ ― 6号排水トンネル着工
  8. 平成中期 ― 6号排水トンネルに集水井を接続
  9. 平成後期 ― 万才谷排水トンネル工事の着工
  10. 令和からの新たな取り組み ― 新たな工法への転換
  11. これまでの対策工の効果
  12. おわりに
代表図

霊峰白山と甚之助地区地すべり

上:2号隧被災状況、下:5号隧被災状況

第6号排水トンネルの構造

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