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平成23年9月台風12号により発生した大規模土砂災害の緊急対策工事について

著者 江口健治(鹿島建設(株)関西支店赤谷工事事務所 所長)
森田真幸(鹿島建設(株)関西支店赤谷工事事務所 管理技術者)
掲載号
  • Vol.42,No.2(124号) 2015年
概要 平成23年9月台風12号により、紀伊半島南部では多数の土砂災害が発生し、特に赤谷・長殿・栗平・北股・熊野の各地区では大規模な深層崩壊と河道閉塞(天然ダム)が生じた。
本講座では、五條市大塔町赤谷地区において天然ダム決壊を防ぐ緊急対策工事として実施された、仮排水路工(掘削・盛土工、護岸工、落差工・帯工、砂防ソイルセメント堰堤)と仮設工(工事用道路、防護土堤、暗渠排水管、水中ポンプ)が解説されている。
キーワード 河道閉塞(天然ダム)、排水路工、無人化施工、砂防ソイルセメント堰堤
目次
  1. はじめに
  2. 緊急対策工事の概要
  3. 仮排水路の設計
  4. 緊急対策工事の施行
  5. 緊急対策工事の安全管理
  6. 緊急対策工事の効果
  7. 緊急対策工事を振り返って
  8. おわりに
代表図

図2.1 工事位置図

表2.1 主要工種一覧表

写真4.1 工事用道路設置箇所(施工前)/写真4.4 水中ポンプ排水状況

写真4.7 無人化施工状況/写真4.10 暗渠排水管設置状況

写真4.12 かごマット側壁部施工状況/写真4.13 仮排水路施工完了

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