斜面防災技術

論田・熊無地区地すべり

国土交通省所管

富山県

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論田・熊無地区地すべり位置図

「斜面防災技術」Vol.49,No.2に加筆

論田・熊無地区地すべり位置図

論田・熊無地区平面図論田・熊無地区平面図

「斜面防災技術」掲載号:Vol.49,No.2(2022年8月、通巻145号)

地すべりの概要

1.地すべりの概要

論田・熊無地区は、富山県北西端の氷見市に位置し、石川県との県境をなす山稜の東斜面に当たる山間地にある。これらの地区は古くからの地すべり地として知られている。
地すべり防止区域は、昭和36年7月に指定を受け、昭和50年頃より本格的に地すべり調査が実施されてきた。区域内の中心部分に流れる論(ろん)田(でん)川を境に論(ろん)田(でん)と熊(くま)無(なし)地区に分かれている。
本地区では、流れ盤の地層が当初大規模な岩盤すべりを起こし、その後地すべりが繰り返し発生して、侵食が進み、次第に現在の巨大なすり鉢地形ができあがったものと考えられる。

2.対策工

  • 水路工
  • 横ボーリング工
  • 集水井工
  • グラウンドアンカー工
  • 抑止杭工
  • 排土工
  • 押さえ盛土工
  • 谷止工
  • 擁壁工
  • 法面保護工
  • 渓流護岸工
  • 堰堤工

地すべりの特徴

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論田地区施設平面図
論田地区施設平面図

熊無地区施設平面図
熊無地区施設平面図

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