<地すべり概要:(地すべり技術Vol.30,No.1,pp.11-14より抜粋)>
「大涌沢は神山の北側にあり,早雲山と背中合わせに位置する。早雲山と同様,火山性地すべり地であり,地すべり防止区域周辺は「大涌谷」として知られる景勝地で,崩壊地形や噴気そのものが重要な観光源となっている。また防止区域内には温泉街に温泉を供給するための温泉造成施設がある。明治43年に死者6名を出す地すべりが発生し,古くから地すべり調査が実施されていた。近年では平成10年8月28日に1ブロックの一部で浅層地すべりが,平成13年9月10日に3ブロックおよび5ブロックの一部で地すべりが発生し,温泉供給施設等が被災している。」
この他,地すべり地の地形・地質や災害の状況等に関する詳細は「地すべり技術Vol.30,No.1,pp.11-14」に掲載されていますのでご参照下さい。
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