<地すべり災害の概要:(斜面防災技術Vol.35,No.1,口絵写真より)>
「平成20年6月14日午前8時43分,岩手県県一関市付近を震源とするM7.2の地震が発生した。震源の深さは約8kmと推定されている。この地震により,岩手県南部ならびに宮城県北部の
山間部に多くの土砂災害が発生した。とくに磐井川や迫川などで地すべり崩壊による河道閉塞が多発した。
写真1:荒砥沢ダムとその上流に発生した大規模地すべり(宮城県栗原市)幅約800m,長さ約1,000m,主滑落崖の高さ145m,
推定移動土量約7,000万m3の地すべりが発生した。」
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