農村振興局所管 トロメキ地すべり | 愛媛県 |
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地すべりの概要 1. 地すべり地の概要 トロメキ地すべりは、愛媛県中央部の高知県に接する久万高原町内、一級河川仁淀川支川前川中流域の左岸斜面に位置する。当該地区は、西向きの谷型斜面の中央部に段丘状の平坦地が広く分布し、点在する家屋の周りに農地が形成されている。 2. 地形・地質概要 愛媛県と高知県の県境となる中津山(明神山)があり、当地区は中津山の北西方向に伸びる山稜の先端部に位置している。地区標高は420 〜 680 m の範囲にあり、集落が形成されている標高540 〜 570 m の緩傾斜面は古い時代の河床面(段丘面)と考えられている。また緩斜面の背後には、地表面傾斜角度45 〜 55 °の急斜面が連続しており、地すべり地形(滑落崖)を呈している。なお当地区の地質は、三波川帯と秩父帯を境する御荷鉾構造線の南に位置し、秩父帯に属している。 3. 誘因と素因 素因
4. 対策工
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地すべりの特徴 地すべり平面図(全体) 地すべり断面図(Iブロック) |