都道府県名 |
群馬県 |
面積 |
6,362 km2 |
人口 |
197万人 |
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地形 |
・丘陵地や山地の面積が2/3を占め、県境には2,000mを超える山々を連ね、多彩な火山地形をみることができる。 ・大小400余りの河川があり、そのほとんどが本県を源とする利根川に注いでいる。 ・西部から北部にかけて山岳・丘陵が広がり、東南部には関東平野が開ける。 ・県内に「上毛三山」(じょうもうさんざん)と呼ばれる赤城山、榛名山、妙義山のほか、浅間山、草津白根山、谷川岳などの山々がある。 ・県中央の平野部は、前橋−熊谷堆積盆地といい、沈降の大きさは最も深いところで3,500m〜4,000mに達する。 |
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地質 |
地質分布を「地質概図」に示す。 ・東部から南西部にかけて古生界からなり、北部から西部にかけては主として火成岩類、所々に第三系の堆積岩類が点在する。県中央部から利根川に沿って第四紀の洪積層が広く分布し、関東平野の北西縁を構成している。 ・南西部の神流川流域には、中生代の泥岩・砂岩・礫岩が古生界(秩父古生層)を北西−南東方向に横断し、幅約3kmの地溝帯を形成している。 ・古生界は擾乱帯(御荷鉾構造帯)を介して変成岩(三波川結晶片岩)と接する。この変成岩類は風化が著しく、脆弱である。 |
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気象 |
・年間降水量が1,100mmと割合少なく、年間の平均気温も13〜14℃であるが、年較差は割合大きく、四季の変化がはっきりしている。 ・夏の「雷」と冬の「突風」(空(から)っ風)が特徴である。前者は時折集中豪雨をもたらし、夏季の降水量に影響を及ぼす。後者は北西の季節風により北部山岳に豪雪をもたらす。 |
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地すべり分布と特徴 |
地すべり防止区域を「地すべり分布図」に示す。 ・地すべりのほとんどが県中央を流れる利根川右岸に集中しており、県北西部および中西部の第三紀層地すべりと、県南部に分布する破砕帯地すべりに大別される。 ・地すべりの6割を占める第三紀層地すべりは、吾妻川流域地方の凝灰角礫岩を基盤岩とし、崩積土および火山性堆積物が移動土塊が主体のものと碓氷川流域の泥岩・砂岩・礫岩を基盤とするものに分けられる。 ・県南部の鏑川、神流川流域の破砕帯地すべりは、秩父古生層の三波川変成岩、御荷鉾変成岩を基盤とした結晶片岩地帯の地すべりである。 |
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対策事業の実施状況 |
所管区分 |
箇所数 |
区域面積(ha) |
1996年7月現在の県の地すべり防止区域は左表の通りである。 |
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国土交通省 |
54 |
1,418.73 |
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農村振興局 |
8 |
145.06 |
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林 野 庁 |
44 |
1,688.69 |
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合 計 |
106 |
3,252.48 |
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掲載号(「斜面防災技術」に紹介された地すべり地) |
Vol.23,No.1 1996年7月 通巻67号:(国土交通省所管)少林山地すべり,生須地すべり,水道地すべり Vol.24,No.3 1998年3月 通巻72号:(林野庁管)和光原地すべり,細越地すべり Vol.42,No.3 2015年12月 通巻125号:(林野庁所管)内久保地すべり,和美沢地すべり |
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HT |